難 易 度 表 difficulté technique


どの山に登るか、どのルートにするのかを選ぶ時にはこの難易度を参考にします。
アルピニスト達は当時、これから踏破しようとするルートの技術的難易度を正確に知る必要があったことから、1925年にドイツ・ミュンヘンのアルピニスト、Willo Welzenbach氏が難易度等級表を提案しました。現在ヨーロッパで使われている難易度はこのWelzenbach表をもとにしています





F (facile) / 簡単 雪のあるルートでは適度な斜面で特別な技術を必要としない。岩場では手でバランスをとる程度
PD (peu difficile) / わずかに難しい 雪の斜面が続くルートでクランポンワークが必要。岩場も続き登攀が必要
AD (assez difficile) / まあまあ難しい 傾斜45℃までの雪の斜面。長く続く岩場では熟練された技術が必要。特に割れ目やチムニー部分では時には高度な技術が要求される。このADクラスのなかでもいくつかのルートはかなり手ごわく体力が要る。
D (difficile) / 難しい 雪、氷、岩、とこのクラスではかなりの難度で、確かな登山技術がある人向け。登攀難易度は4〜5。
TD (très difficile )/ かなり難しい 容易には登攀できない領域。
EX (exceptionnellement difficile) / 非常に難しい 人間が登ることのできる限界領域
ABO (abominable...) / 恐ろしほど・・ EDのさらに上
F+やPD−のように+や−をつけたりする場合もあります。ちなみにモン・ブランのノーマルルートはPDです。



UIAA イギリス アメリカ フランス
V+ 4c 5.7 5a
VI-
VI
VI+
5a 5.8 5b
5.9 5c
5b 5.10a 6a
VII-
VII
VII+
5.10b 6a+
5c 5.10c 6b
5.10d
5.11a 6b+
5.11b 6c
VIII-
VIII
VIII+
6a 5.11c 6c+
5.11d 7a
6b 5.12a 7a+
5.12b 7b
IX-
IX
IX+
5.12c 7b+
6c 5.12d 7c
5.13a 7c+
X-
X
X+
7a 5.13b 8a
5.13c 8a+
5.13d 8b
7b 5.14a 8b+
XI-
XI
5.14b 8c
5.14c 8c+
5.14d 9a

provenance : CAF, le manuel de la montagne


 

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