登山用具メーカ考 le matériel


登山用品のメーカーっていろいろありますよね。主なメーカーと私のいたって個人的な感想などを書いてみました。
製品等についてはフランス市場での場合です。また使用感とかは個人差があるので私のコメントをあまり信用しないでくださいね。





メーカー コメント
Aigle エーグル フランス アースカラー中心のファミリーハイキング向けな感じ。フランス人はタウンユースでよく着ています。ここのカタログは写真がきれいで気にいてます。
Asolo アソロ イタリア ここの登山靴は特徴的でひと目で分かる。MTFシリーズは履きごごちがよかった、が、ちょっと値段高めでした。
Béal ベアル フランス このメーカーは80年代の先鋭クライマー達の中で発展していき、今でも中小企業だが、400人のクライマーの意見を取り入れながら商品開発しているとのこと。
Black Diamond ブラック 
ダイアモンド
アメリカ ヨセミテ、ビッグウォルの先駆者、アメリカ人クライマーYvon Chouinard氏創設、カラビナ、カムが主流だが、ランプ分野でも。高品質なイメージ
Camp カンプ イタリア クランポン、ハーネス、ヘルメットなどなど、手ごろな値段なのが嬉しい。
Boréal ボレアル スペイン クライミングシューズが主力だけど、まだ残念ながら使ったことがありません。
Charlet シャルレ フランス ピッケル、クランポンの大御所。でも2000年にPetzlが買収。
Columbia コロンビア アメリカ アウトドア用品全般を扱っていて、アメリカ版Aigleという感じ。ハイキング使用やタウンユースにしてます。
Deuter ドイター ドイツ 異論なくドイツのリーダーメーカーのひとつ。見た目より機能重視はいかにもドイツ的。
Eider エイダー フランス 特に服には定評があるよう。最近は靴にも進出したみただけど履き心地はどうでしょう?
Edelweiss エーデルワイス オーストリア 1790年創業と老舗だが、1935年からはザイルに特化している。強度と寿命を売りにしているが、私はこれも未使用。
Frendo フレンド フランス シャモニーのガイド、Edoward Frendoが1946年に創設。彼はENSA(フランス国立スキー・登山学校)の創設者でもある
Grivel グリヴェル イタリア 19世紀中ごろ、Courmayeurの鍛冶職人が創業。多くのアルピニストが山に向かう道すがらこの店の前を通ったところから、ピッケル制作の依頼を受ける。つるはしを改良したが、当時は古い線路を回収して作っていたという。アルピニスムの歴史を感じますね。
Helly Hansen ヘリー 
ハンセン
スカンジナビア 1877年創業。ノルウェーの船長だったヘリー・ハンセン氏が防水作業服を開発したのが始め。やはりレインウェア会社だけあり防水テクノロジーや下着は高品質で有名。
Karrimor カリマー イギリス フランスではここのザックは丈夫で定評がある。が、残念ながら未だ試したことありません。
Koflach コフラック オーストリア プラスティックシューズを提案し続けている。私の始めて買ったブーツもコフラック。履き心地はXX年前だったので忘れました。
Lafuma ラフュマ フランス フランスではザックの分野でリーダー的存在。ザックが必要な総てのアックティビティ対して供給している。靴にもそのメーカーバリューで進出しているが、見た目はなかなかいい感じ。服も色、形と豊富。
Lowe Alpine ロウ 
アルペン
アメリカ 1967年Greg Lowe氏創業。ザックはとっても機能的で使いやすい。実はここのカメラザックToploadシリーズは腰ベルトとたすき掛けできるベルトがついていてカメラ本体を胸の前に固定できるのでカメラの重みで肩が凝らない。安定性があってとっても良かったんだけど同じタイプのJ・Walfskinの方を購入してしまった。
La Sportiva ラ スポルティバ イタリア クライミングシューズと登山靴のメーカー。見た目も機能も気にいてます。私は重登山靴でネパールトップを履いてますが、足を包み込む感じが◎。
Mammut マムット スイス 1862年設立。登山用品全般を扱っていて、特に服ではスイス・クオリティ!、でも値段も・・・スイス的!(=高い!) ここのミント色のマウンテンベストを何年も前から欲しいんだけれど今だ清水の舞台から飛び降りられず。
Millet ミレー フランス 全面的にお世話になってま〜す。1921年、シャモニーのお隣の町、サランシュSallanches発祥。やっぱりフランスのトップメーカーです。実はザイルでも権威があり、スポーツ用、海用、工業用分野と特化してます。
Meindle マインデル ドイツ ここの登山靴はルックスはちょっとクラシカルでもう一息って感じですが、履き心地は抜群でした。さすがドイツ製。
Osprey オスプレ アメリカ コロラドに本社のあるこの会社はザックに定評。でも使ったことないです。そういえばとあるスポーツ用品店の2004年度のザック50L以下岩壁登攀・山スキー部門で使い心地、機能、品質性において1位と2位を獲得してたっけ。
Petzl ペッツェル フランス 1968年創業。当初制動、下降用品から始めたが1973年にランプを製造し始めて、今ではPetzlはランプの代名詞に。1986年に研究所ができてからは商品幅も広がったようです。
Patagonia パタゴニア アメリカ 有名メーカーだが、フランスではショップ等は少なめ。自然保護の会社イメージが強い。友人がきれいな黄色のマウンテンベストを2年前に買ったのを見てうらやましかったなぁ。
Rossignol ロシニョール フランス ご存知スキーのメーカー。にわとりマークは有名ですね。スキーメーカーだが登山靴も扱っている。
Salomon サロモン フランス 私の登山靴はサロモンです。ビブラムソールを使わず、サロモン独自のソール仕様。割と幅広にできているようです。私は新しい靴をおろすと必ず靴擦れをおこすのですが、サロモンの靴だけは足にぴったり合いました。
Scarpa スキャルパ イタリア 重登山靴を買う時に、ここのCumbreと迷いました。軽くて、足首まわりのフィット感は抜群!が、赤と黄色のコンビがちょっと派手だったのと、お値段も群を抜いていたのとで諦めました。
The North Face ノース フェース アメリカ 1968年設立。このメーカーからはやっぱりエクスペディション用テントを想像してしまいます。ヒマラヤのベースキャンプなんかで黄色地に黒文字で「The North Face」なんてテントを見ると1度は使ってみたいなぁと憧れます。テント、スリーピングバッグ、ウェアは高性能。
Simond シモン フランス 鍛冶屋だったシモン兄弟は農具を作ってましたが、当時イギリスのアルピニスト達がアルプスに到来するようになり、その要求に応じているうちにシモンのピッケルが誕生しました。1860年にはフランソワ・シモンが登山用具製作に切り替えます。今でも家族経営は変わらず、シャモニーの谷に工場があります。
Wolfskin (Jack) ウォルフスキン ドイツ 1982年設立。小容量のザックやアクセサリーが得意。あの狼の足跡マークがかわいくて、ついついTシャツや帽子を買ってしまいます。今度はバンダナかなんかがほしいなぁ。



 





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