ラック・ブラン Lac Blanc (2352m)
ラック・ブラン(白い湖)へはロープウェイを使って簡単にアクセスできるため、いつも大勢の人で賑わっています。人気があるのは交通の便がいいだけではなく、正面にモン・ブラン山群広がり、素晴らしい展望が待ち受けているためでもあるでしょう。高山にたたずむ湖は、時には真っ青でもあり、時にはターコイズ色をしています。湖面に映ったモン・ブラン山群を撮ろうと、写真を撮る人が絶えません。湖畔で湖とモン・ブランをみながら昼食をとるのはとても気持ちがいいものです。 |
出発地点標高 | フレジェール1877m、アンデックス2385m |
到着地点標高 | ラック・ブラン2352m |
標高差 | (フレジェールから)475m |
歩行距離 | フレジェール〜ラック・ブラン〜フレジェール 約5.4km フレジェール〜ラック・ブラン〜アンデックス 約5.0km アンデックス〜ラック・ブラン〜アンデックス 約4.6km |
所要時間 | フレジェール〜ラック・ブラン 登り約1時間15分、下り約1時間 アンデックス〜ラック・ブラン 登り下りとも1時間 |
道具 | ストックがあれば便利 |
地図 | IGN 3630 OT |
シャモニの隣町、レ・プラからロープウェイがでている。1つ目の駅ががフレジェール。フレジェールからさらにリフトを利用して登るとアンデックスに到着。ラック・ブランへはフレジェールからも、またはアンデックスからも往復できる。往路はフレジェールから、復路はアンデックスへ、またその逆も可能。どちらのルートも特に標高差も難所もなし。フレジェールルートはいつも人で賑わっており、アンデックスルートは比較的静か。どちらの駅からもメール・ドゥ・グラスが真正面に見え、メール・ドゥ・グラスの先端脇にはドリュ針峰が、奥にはグランド・ジョラスが雄大にたたずんでいる。 このフレジェールからラック・ブランまでは道も広く歩きやすい。随所に道標があり、迷うことはないでしょう。 駅を降りてから一旦道は下る。間もなくして分岐になるが、ここは左の道を取る。また間もなくして分岐となるのでまた左の道を取る。徐々に登っていくと、先ほどの分岐の右の道を歩いている人が下の方に見える。振り返って見るとフレジェールの駅が遠くになり、その視線の先にはモン・ブランがそびえている。 途中には小さな湖(というか池)があったり、花が咲いていたりして心が和む。 湖到着直前が少し急な登りで、階段になっているが、そう長くは続かないので、最後のひとがんばりだと思って上りきると、目の前に突然湖が現れる。 湖はひょうたんのような形で、手前の湖の方が小さく、深さも3m20cmほど。奥の湖の方が手前のものより5倍大きく、深さも10mに達する。湖畔には石造りの山小屋が建っている。この小屋は1937年に建てられたが、1986年1月の雪崩で崩壊、1991年に再建されたもの。ツール・ドゥ・モン・ブランの人や、早朝に写真を撮る人が宿泊に利用します。。 |
フレジェールから見たエギュイーユ・ドゥ・ミディ(中央)と雲がかかったモン・ブラン | |
アンデックスから、 左からエギュイーユ・ヴェルトゥ、 その右にちょこっと突き出ているのがドリュ、奥にグランド・ジョラス、 中央ちょっと右に見える白い川のようなのがメール・ドゥ・グラス |
|
のどかな見晴らしのいい道をテクテク登って行きます。 途中、鹿に遭遇することもしばしば |
これはシャモニモンブラン観光協会の2001年度版パンフレットです。 表紙に使われてる写真がラック・ブランと湖面に映るモン・ブラン山群パノラマ。 この写真って本当にいい天気の日しか取れないんだろうなぁ・・・ |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||