六甲最高峰 ろっこうさいこうほう 931m | ||||||||||||
兵庫県・六甲山系 | ||||||||||||
4月29日 晴れ | ||||||||||||
六甲最高峰を越えて有馬へと通じる魚屋道 | ||||||||||||
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このルートは六甲最高峰を目指すのに人気のルートらしがそれもうなずける。駅から歩き始められ、近代登山の生みの親といわれている藤木九三氏が名づけたロックガーデンを通り六甲の最高峰に達し、その後は有馬に下って温泉に浸かるという素晴らしいフィナーレが待っている。フランスに住んでいた頃は山に行くまでに何時間もかかり、温泉が恋しくて夜枕を涙で濡らしていた日々を思えば家の近所にこんな素晴らしいゴールデンルートがあることが夢のようだ。今日は心して味わいたい。 GW真っ只中のせいか、芦屋川駅は山歩きの服装に身を包んだ老若男女が50人近くはいただろうか。人の多さにびっくりである。おもしろかったのはみんながほぼ同じ格好をしていることだ。 1. 鍔付き帽子をかぶり、2. 必ずザックにペットボトルホルダーを付け、3. その中はお〜い、お茶系、4. 雪上を歩くわけでもないのにスパッツを履き、5. 軍手か手袋をしている。 駅を出てしばらくは閑静な住宅街を通る車道を歩く。そして高座の滝道とある道標を上がって2件あるお茶屋さんを通ると高座の滝に出る。滝の音と清涼感が気持ちいい。滝の脇には藤木氏のレリーフがはめ込まれていた。 少し登るとロックガーデンの由来らしくクライミングできそうな岩肌が並んでいる。何人かが岩に取り付いていたが初級者のようだった。登山道はこの辺りから渋滞が始まった。子供もいるのでとても賑やかだ。440mにある風吹岩からは神戸の町が見渡せる。ここ風吹岩で深江駅から始まる「魚屋道(ととやみち)」と合流する。その昔新鮮な魚介類がこの道を通って有馬の湯客にもたらされたという。朝一番で揚げた魚を山を越えて運びその日のうちに戻るなんて昔の人は健脚だ。 その後ゴルフ場を横切って緩やかに登っていくと一軒茶屋に到着。最高峰はさらに車道を5分ほど登ったところにある。山頂からは神戸や大阪(多分)が見渡せ高度感がある。ここでゆっくりお昼を食べる。 のんびりした後に魚屋道を有馬へと下る。一軒茶屋までは人も多かったが、この下り道を通る人はほとんどいなく、静かな疎林歩きを楽しめた。 さて、有馬温泉はやはり大勢の人で混雑しており、日帰り温泉風呂も順番待ち。なんとか銀の湯にもぐりこみ、かいた汗を流す。そして生ビール。この法則を長年夢見てきたんだなぁ。ああ、やっと今日実現、の1日でした。 |
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ロックガーデンでのプチ岩歩き |
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天気が良い一日でした |
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