両神山 りょうかみさん 1723m
埼玉県

2月11日 晴れ


2月とは思えない穏やかな山・空



コースタイム
日向大谷 8:30
清滝小屋 10:35
山頂 12:03
13:41
日向大谷 16:35



両神山は実はうちから一番近い百名山で是非登ってみたい山の一つだったのだが、今回お誘いを受けて念願の山に登れる機会を得た。日向大谷口に車を止め出発。ガイドブックによると山頂までの標高差は1240mあり、まして積雪期となると油断ならない。低山とはいえ登り応えがありそうだ。連休でこんな晴天なのに他には登山者がいないらしく駐車場はがらがら。両神山荘の番犬ポチが先頭に立って道案内してくれる。

歩き始めはさほど雪もなく落ち葉の上をサクサク進む。200mほどいったところでポチは我が家へ引き返してしまった、残念。しばらくして大きなザックを背負った人が降りてきたので上の様子を聞くと、清滝小屋から上は相当なラッセルなので引き返したとのこと。はたしてどこまで行けるだろうか?次第に雪が出始めた。昨日降ったのかもしれない、いい感じにこんもり積もっている。遠くで狩猟犬が吼えている以外は全く静かな山歩きだ。そう、風もなく雲もない青空。厳冬期の山とは思えない青空と暖かい気候で、春山のようだ。

2時間ちょっとで清滝小屋に到着。この時期は営業はしてないようだが、戸は開いており中をのぞくとしっかりとした綺麗な畳の広い部屋がある。外観もちょっとしたログハウス風で夏などは泊まり心地よさそうだ。

登りはじめはこれ位の雪
次第に雪が多くなってきた
清滝小屋

ここからすこし急な登りになる。天気が良いせいで汗が流れる。この山は登っている途中はなかなか展望を見せてくれないし、山頂も見えてこないのでひたすら登るという少し辛抱のいる山かもしれない。すれ違った人が清滝小屋から上は雪が多くラッセルだと言っていたが、思ったほど雪深くはないのでとりあえず一安心。途中には岩場があり鎖が何箇所かにかかっていた。更に急登が続いた先にようやく両神神社が見えてきた。

山頂はあの奥
鎖場が何箇所かある
両神神社

ここから山頂までは30分、神社を左に回りこんで最後の急斜面を進んでいく。いくらかのアップダウンを繰り返し、最後に鎖のついた岩場を越えれば山頂のお社が見えて、同時に一気に展望が広がる。
ちょうどお昼に山頂到着。狭い山頂には私たちしかおらず、360度の展望と青い空を独占だ。両神山にこれほどの展望があるとは!鹿島槍や白馬もはっきり見える。双眼鏡を覗けば槍の穂先も見えた。富士山や上越・日光の方の山も良く見える。もう絶好の冬山日和だ。

八ヶ岳方面
白く大きい浅間山

あまりの展望の良さと、誰もいない山頂を占領できたことで、ゆっくりと昼食を取る。結局ふもとで下ってきた一人とすれ違っただけで誰にも会わない山となった。

今回のメンバー、西さん、せっちゃん、ひろちゃん、写真を撮ってくれたよっちゃん

名残を惜しみながら下山。暖かかった登りとは違い日陰に入ると途端に冷えてくる。ふもとには登りで道案内をしてくれたポチが出迎えてくれた。


帰りの車の中での「乾杯」をよそに、ひたすら運転してくれたよっちゃん、ありがとうございました。打ち上げは中華屋さんで、おいしい餃子と炒飯で。西さんは帰路に購入した秩父錦のお酒をご馳走してくれました。




  





 





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送