白馬岳〜栂海新道〜日本海 | ||||||||||
栂池高原〜白馬岳〜栂海新道〜親不知 | ||||||||||
9月19日〜22日 | ||||||||||
標高3000mの北アルプスから海抜0mの日本海へ | ||||||||||
4日目 白鳥小屋〜親不知・日本海 | ||||||||||
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いよいよ眠れないまま朝を迎え、重たい頭で出発の準備をする。朝食にさっとスープを作って飲んでいると、みな続々と出発している。結局昨晩白鳥小屋には1階に6名、2階に7名、外にテント4張で9名だったように思う。 窓から外を見ると空はどんよりしており、小雨が降り出してもおかしくないような雲行きだ。すっかり支度を整えて下に降りていくと、テント泊でぐっすり眠れたらしいK林さん親子がすがすがしい顔で挨拶をするのをちょっと恨めしく感じた。 昨日頑張って歩いたおかげで今日の行程は下るのみでCT5時間、午前中には親不知に着く予定だ。親不知ホテルでお風呂に入れば、駅まで送迎してくれるという。親不知からは北陸線で糸魚川に出て、糸魚川からは大糸線で南小谷へ、そこからタクシーで栂池高原に戻り車を回収する。糸魚川での接続は14時24分なので、親不知でも充分時間はある。 小屋からは緩やかに下っていくが、所々ドロドロな箇所があるので慎重に足を置く。全体的に栂海新道は雨に降られると歩きにくいコースだと思う。 |
朝、火打、妙高方面 雲が厚く張っており、天気は下り坂らしい |
さよなら、白鳥小屋 2階の灼熱地獄は一生忘れません |
木の根、階段、ロープあり、ぐんぐん標高を下げるので汗だく |
長い急坂を下り、車道が見えると坂田峠 サワガニ会手作りの最後の道標 越中と越後を結ぶ山回りの北陸街道であったというが、今はひっそりとお地蔵様が立っているのみ |
平坦な樹林帯を進むと尻高山 だがなかなか日本海を望むことはできない この後階段を下り、車道を横切り小さなアップダウンを過ぎると鉄塔が現れる ここで小雨が振り出したが、しばらく待っていると止んだ さらに下り続けると国道を車が通る音がする |
着いた!ゴールだけどここが北アルプスの始まりだ 更に海岸へはホテル脇を80m下る |
3人笑顔で日本海に足を浸す(K林さん親子は波に飲まれて・・・) (Photo by 蔵さん) 縦走の終わりが海抜0mの海とは気持ちの良いものだ |
親不知ホテルでお風呂に入り、親不知駅まで送迎してもらう(¥1500/1p也)。親不知駅で1時過ぎの北陸線に乗れたため、糸魚川駅発大糸線14時39分まで糸魚川駅で時間ができた。4日間の歩きと粗食に対するご褒美とばかりに、駅近くのお寿司屋さんでお寿司を頬張る。この後車の運転があるためビールが飲めないのが残念! |
糸魚川ジオパーク号 糸魚川〜南小谷 途中の駅からも続々と登山客が乗り込み、車内は満員となった 南小谷駅からは栂池高原へバスが出ている |
K林さん親子は雨飾山麓の小谷温泉に泊まっていくという。私は自分の車を回収して自宅へ向けて出発したのは4時頃だったろうか。 5連休最終日前日だというのに、高速は大渋滞していた。大分時間がかかってしまったが、車の中では歩いた4日間を振り返って、思い出に浸りながらの帰路となった。 奇跡的に雨にも降られず天気に恵まれた縦走となった。氷が張り寒さに震える白馬から、尾瀬のような湿原の広がる気持ちのいい黒岩平、アップダウン連続の栂海山荘から白鳥山荘、日本海を目指して親不知へ、歩き応えのあるコースである。 夏はきっと花畑が素晴らしいだろうが、相当暑いので覚悟が要ると思う。私は草紅葉も楽しめたこの時期に歩けて満足だ。 ご一緒させて頂きお世話になったK林さん親子に感謝です。 |
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