白馬岳〜栂海新道〜日本海
栂池高原〜白馬岳〜栂海新道〜親不知

9月19日〜22日
 
 
標高3000mの北アルプスから海抜0mの日本海へ
 
1日目 栂池高原〜白馬大池〜白馬岳

栂池公園駅 7:00
天狗原 9:05
乗鞍岳 10:28
白馬大池 11:00
小蓮華山 13:04
白馬岳 15:04
白馬岳頂上宿舎テント場 15:43
上記時間には休憩時間も含む


【プロローグ】
今回は白馬岳から栂海新道を経て日本海まで達するルートをK林さんにお誘い頂いた。初日の白馬岳までは、ロビンさん、師匠、emiさん、監督、食う寝るさんとご一緒。私達は栂海新道を、彼ら5人は白馬3山を縦走し猿倉に至るルートを歩く。
6時にゴンドラの始発駅、栂池高原に集合。私は土曜の2時半に車で自宅を出発した。

メインルートの栂海新道とは、北アルプスが徐々に海抜を低くし、最後には日本海の親不知にその尾根を落とす長大なルートのこと。この道は小野さんという方と「さわがに山岳会」が北アルプスと日本海を繋ぐこの道を半世紀かけて切り開いたとのこと。道標、案内板、刈り込みと良く維持管理されていて、私達が歩けるのも彼らのお陰なのだ。



小野さんは80歳近いとの事
でもまだまだお元気そうです







この日始発の7時のゴンドラリフトとその上のロープウェイで栂池自然園まで行き、その脇の登山口から上り始める。さすがシルバーウィークだけあり、人は多かったと思う。白馬が人気の山ということもあるだろう。
ジグザグに緩やかに1時間ほど登ると天狗原という木道が敷かれて地塘が点在する気持ちのいい場所に出る。


雲がかかったり取れたりしているが、概ね好天。紅葉は3〜4割といったところだろうか。

乗鞍岳までの登りの途中で天狗原を見下ろすと、地塘や木道の様子が良く見える。ここが一面紅葉したらさぞかし綺麗だろう。
おそらくあと1週間から10日くらいでピークだろうか。それでもみんなで綺麗だね、を連発。


ごろごろした岩の道を登ると広く平らな乗鞍岳の山頂に出る。山頂から白馬大池まではそれほど遠くないので、大池で休憩を取ることにし、山頂は通過。

山頂から少し下がると白馬大池が目に飛び込んでくる。標高2500m近い山の中にこれほどの大きな池はあまりないのではないだろうか。
きっと天気が良ければ湖面の色も青いのだろうが、あいにく雲が張っているので静かなグレー色をしている。池畔の白馬大池山荘までは池の右淵に沿って岩のゴロゴロした道を向かう。水は澄んでいかにも冷たそうだった。

山荘脇で30分ほど休憩し、小蓮華山に向けて出発。


雷鳥坂というハイマツ帯の登りを進む。名前の通りいかにも雷鳥が出そうだが、こんなに登山者がいては無理だろう・・・

標高が上がったせいか、下よりもさらに紅葉が進んでいるような気がする。



小蓮華山へと続く気持ちのいい稜線


振り返ると白馬大池が小さく見える


小蓮華山からさらに稜線を30分ほど進むと三国境に達する。名前の通り、新潟、富山、長野の県境。
明日は白馬岳からここまで引き返し、この分岐を雪倉岳(写真中央右)方面に進む。
手前が長野、この稜線の右が新潟、左が富山。
砂礫が白く雪のようにも見える。


白馬岳とその向こうに続く杓子、鑓
小さなピークを2つ越えると山頂が見えてくる。
山頂には3時ちょっと過ぎ到着。


山頂にて
「強力伝」で有名な方位盤
これが見たかったのだ

杓子方面
雲が多く五竜、鹿島は見えなかった
剱がそのかっこいい姿を
雲の合間から見せてくれた



白馬岳頂上宿舎テント場
K林さんと私はテント泊、他の5人は小屋泊。小屋は混んでいるかと思いきや、5人で1部屋だという。それなら小屋泊まりもいいものだ。
この日テント数はこの1.5倍くらいになったと思う。

杓子、鑓がよく見えるロケーション。


お待ちかねの乾杯。生ビール850円也。
こやって大人数で登山の後に乾杯できて、山の話で盛り上がるのは本当に楽しい。

この小屋ではディナーセットが2300円で、どうやらステーキらしい。しかもスープとライスはお代わり自由と張り紙があった。この場所はディナーセットを頼んだお客さんの部屋。普通の夕食の人はこやの食堂だという。
素泊まりやテント泊にディナーセットもいいなぁ。



5時に夕食の小屋泊組は食堂へ行き、K林さん、U太くんと私は缶ビールを買い込んでテント場へ。明日からの縦走に備えて体力温存、早めに就寝した。夜中トイレに起きた時、こんなに星があるのかというほどおびただしい数の星が輝いていた。明日も天気間違いなしだ。












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